漫画家・竹谷州史のブログです。
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Posted by 竹谷州史(たけやしゅうじ) - 2009.09.16,Wed
どうも!
このたび、9月12日発売のコミックビーム10月号誌上にて、
長らく連載させていただいていた「まっしろけ」
めでたく最終回を迎えることができました。
もしかしたら、単行本は読んでいるが雑誌連載は追っていない、
最終回などとは寝耳に水である、という方もおられるかもしれませんが……
すみません、次の3巻が最終巻ということになります。
今思えば長いような、短いような連載でして、
もう一巻ほどあればもう少し描きたいこともあったなあ、とも思うのですが、
早めに進んだおかげで最終巻の流れが良くなったともいえ、
寂しさやら開放感やら、入り混じった感情をいだいております。
今までも何本かの長編連載
(といっても一般的な長期連載漫画に比べれば短いのですが)
を終えてきましたが、
やはり原作なしのオリジナルというのは
特別可愛いものであるらしく、
描く機会はなくなったとはいえ、
ましろたちは今もどこかで、
我々と共に旅や生活を続けているのだろうな、
というような、親ばかな感覚でいます。
私はといえば、次の仕事に追われ、
感傷の暇もなく机に向かう日々です。
これは私の考えで、
漫画というものは、世に発表された時点で、
作者の手を離れ、あとは好まれようが、嫌われようが、
読者にいかようにも解釈されて然るべきと思うのですが、
願わくば誰かの心にわずか短い間でも、
彼らの誰かひとりでも生きてくれたら、
こんなに嬉しい事は他にありません。
読んでいただいた全ての皆様、ありがとうございました。
追伸
担当編集者さんのお話によれば
まっしろけ掲載誌であるコミックビームにおいて、
次のお仕事もまたさせていただける方向でお話は進んでおります。
しばらくは他誌の依頼を受けさせていただきますので
来年以降のことになるとは思いますが
その折には、コミックビームの読者の皆様、
またよろしくお願いします。
このたび、9月12日発売のコミックビーム10月号誌上にて、
長らく連載させていただいていた「まっしろけ」
めでたく最終回を迎えることができました。
もしかしたら、単行本は読んでいるが雑誌連載は追っていない、
最終回などとは寝耳に水である、という方もおられるかもしれませんが……
すみません、次の3巻が最終巻ということになります。
今思えば長いような、短いような連載でして、
もう一巻ほどあればもう少し描きたいこともあったなあ、とも思うのですが、
早めに進んだおかげで最終巻の流れが良くなったともいえ、
寂しさやら開放感やら、入り混じった感情をいだいております。
今までも何本かの長編連載
(といっても一般的な長期連載漫画に比べれば短いのですが)
を終えてきましたが、
やはり原作なしのオリジナルというのは
特別可愛いものであるらしく、
描く機会はなくなったとはいえ、
ましろたちは今もどこかで、
我々と共に旅や生活を続けているのだろうな、
というような、親ばかな感覚でいます。
私はといえば、次の仕事に追われ、
感傷の暇もなく机に向かう日々です。
これは私の考えで、
漫画というものは、世に発表された時点で、
作者の手を離れ、あとは好まれようが、嫌われようが、
読者にいかようにも解釈されて然るべきと思うのですが、
願わくば誰かの心にわずか短い間でも、
彼らの誰かひとりでも生きてくれたら、
こんなに嬉しい事は他にありません。
読んでいただいた全ての皆様、ありがとうございました。
追伸
担当編集者さんのお話によれば
まっしろけ掲載誌であるコミックビームにおいて、
次のお仕事もまたさせていただける方向でお話は進んでおります。
しばらくは他誌の依頼を受けさせていただきますので
来年以降のことになるとは思いますが
その折には、コミックビームの読者の皆様、
またよろしくお願いします。
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Posted by 竹谷州史(たけやしゅうじ) - 2009.09.08,Tue
どうもどうも。一週間ぶりです。
報告しなきゃならない事はいくつかあったはずなんですが…
一週間も経つと忘れてしまうもんでして。
今はまっしろけ単行本3巻のカバーイラストの案を
考えておるところです。
〆切りは今月ですから、来月か再来月には刊行されることでしょう。
-------------------------------------------------------------------------------------
まっしろけ単行本の装丁をしていただいているのは、HONA.Incの椿山さんです。
カバーの打ち合わせをする際はいつも、
まず、装丁家の方に漫画を読んでいただいて、そのイメージで装丁案をいただくわけです。
その際、私はいつもひそかに、
自分の書き溜めてきた原稿を問われているような、
緊張した気持ちで、装丁家の返答を待っています。
それだけに、すばらしい装丁案をいただくと、
漫画を理解してもらえたことと、さらに魅力を倍増してもらえたような感覚で
とても嬉しいきもちになるのです。
単行本のカバーの仕事はいつも楽しく、
今回のまっしろけは久しぶりのオリジナルということもあり、
椿山さんの装丁案をいただいた時は、
最高に興奮したのを覚えています。
-------------------------------------------------------------------------------------
では。
ビーム10月号のまっしろけについてのお話は、
雑誌の発売後に話したほうがいいかな、と思うので
また次回に。
報告しなきゃならない事はいくつかあったはずなんですが…
一週間も経つと忘れてしまうもんでして。
今はまっしろけ単行本3巻のカバーイラストの案を
考えておるところです。
〆切りは今月ですから、来月か再来月には刊行されることでしょう。
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まっしろけ単行本の装丁をしていただいているのは、HONA.Incの椿山さんです。
カバーの打ち合わせをする際はいつも、
まず、装丁家の方に漫画を読んでいただいて、そのイメージで装丁案をいただくわけです。
その際、私はいつもひそかに、
自分の書き溜めてきた原稿を問われているような、
緊張した気持ちで、装丁家の返答を待っています。
それだけに、すばらしい装丁案をいただくと、
漫画を理解してもらえたことと、さらに魅力を倍増してもらえたような感覚で
とても嬉しいきもちになるのです。
単行本のカバーの仕事はいつも楽しく、
今回のまっしろけは久しぶりのオリジナルということもあり、
椿山さんの装丁案をいただいた時は、
最高に興奮したのを覚えています。
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では。
ビーム10月号のまっしろけについてのお話は、
雑誌の発売後に話したほうがいいかな、と思うので
また次回に。
プロフィール
HN:
竹谷州史(たけやしゅうじ)
性別:
男性
職業:
漫画家
自己紹介:
岩手県盛岡在住の漫画家。
最新作「災厄乙女パン子」(月刊日ヒーローズ)。
最近は主にツイッターが中心。
既刊「Smoking Gun民間科捜研調査員流田縁」(グランドジャンプ)「拝金」(コミックゼノン)「紅蓮の花真田幸村」(コミックバンチ)「まっしろけ」「astral project月の光」「皆殺しのマリア」「LAZREZ」「PLANET7」(以上コミックビーム)など。
おしごと募集中。
最新作「災厄乙女パン子」(月刊日ヒーローズ)。
最近は主にツイッターが中心。
既刊「Smoking Gun民間科捜研調査員流田縁」(グランドジャンプ)「拝金」(コミックゼノン)「紅蓮の花真田幸村」(コミックバンチ)「まっしろけ」「astral project月の光」「皆殺しのマリア」「LAZREZ」「PLANET7」(以上コミックビーム)など。
おしごと募集中。
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