忍者ブログ
漫画家・竹谷州史のブログです。
[11] [12] [13] [14] [15] [16] [17
Posted by - 2024.05.06,Mon
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by 竹谷州史(たけやしゅうじ) - 2009.11.12,Thu
とほほ。
すいません。仕事が忙しいので、今週はお休みにします。

すまんです。

PR
Posted by 竹谷州史(たけやしゅうじ) - 2009.11.05,Thu
まっしろけ3巻も発売が済み、いよいよブログで扱う事も少なくなりそうです。

そうなると、今後はこのブログは、とくにネタが無くなり、
ひとりのおっさんの日記になってしまうわけです。

まあ深く考えずに続けてみるとしますか。

週末は忙しいさなか、高校時代の同窓生の集まりに出向きました。
そうすると、もうみなさん、ちいさなお子さんを連れていらしてですね。
まあ、そこら辺を走りまわったり、殴ったり、泣いたりするんですな。
糞もしてましたな。それを父になった同窓生が何事もなく。片付けたりね。

僕も赤ん坊というのを初めて抱いてみたりしました。
赤ん坊というのは寝てるか喰ってるか楽しいとき以外は泣いてるんじゃないでしょうか。
楽しかったですねえ。

で、その晩のことなんですがね。

私なんか、夏に、海やら波の出るプールやらでしこたま泳いで遊んだ晩なんかに、
フトンに入って目をつぶるでしょう。
すると、どうも、ぐらぐらっと体が揺れてる感じが残ってる。
三半規管のせいだか何だか知らないけど、泳いでからだいぶたってるのに、
まだ波に揺られてる……、
ってな感じのことが、私はある体質の人間なんですがね。

どうも、日中、子供をたいそう見たせいか、
フトンに入って目をつぶると、子供酔いがする。

目をつぶってるんだけど、
自分の背後を活発に動く何者かとか、突然泣き出す何者かに、
背中や耳の感覚が敏感になっている、というか、
そんな事が起きても、びっくりしすぎないように覚悟をしておくぞ、
という感覚があちこちにのこっている。

こりゃあ、海に行った日の晩とおなじだ。

子供も数があつまると、海と同じなのかあ。
と、面白く思いながら眠りました。

この感覚をうまく伝えられたかどうか少し疑問ですけども。

今日はこのへんで。
Posted by 竹谷州史(たけやしゅうじ) - 2009.10.29,Thu

いや~まっしろけ3巻が発売されましたよ!
やっと私の家にも本が届きまして、ブログやHPにもスキャンした画像を発表できます。
なにしろ、でれでれしている次第であります。

自分が女子高生なら絵文字でも駆使して喜びを表すところですが
いまいち使い慣れぬ方法なので、やめておきます。

やはり本として実物を手にすると特別嬉しいのです。
デビュー作以来のオリジナルということもあって、
特別の感慨をしみじみ感じます。


まっしろけは私の、掛け値ない部分で描こうとした漫画です。

開始時点で先の展開は全く考えず、自分の思いを託せる主人公を想定し、
今そこにある現代を、主人公と共に旅をして、共に悩み、苦しみました。

ご都合主義じゃつまらない。絶望ばかりじゃうんざりだ。

それを商業性に結びつけられるかは全く未知数でしたが、
それがあの時点で、私にとって一番面白いと信じられることでした。

個人的には、漫画家生命が絶たれるかもしれない、
という覚悟で連載を始めたことを思い出します。

そんな決して優等生とはいえない作品が本として世に出て
皆さんに読んでいただけるというのは本当にありがたいことです。
感謝の言葉もありません。

しかし、なんですな。
これでまっしろけとも本当のお別れ、ということで
実はさびしくもあります。

まっしろけはこの単行本にて一応の終わりとなりますが
作者、竹谷州史は今後ともより精進して参りますので
次回作も、また応援していただければ幸いです。

読んでくださった方、関わった皆様にただ感謝するばかりです。

どうか皆さんのお宅でましろたちが、かわいがってもらえますように。
Posted by 竹谷州史(たけやしゅうじ) - 2009.10.21,Wed
最近の私は連載の仕事も終わりまして、いわゆる充電期間…といいますか、
「仕込み」の時期です。
毎月の締め切りが無くなり、何か、落ち着かない日々です。
水面下で細かな仕事の期日はあるのですけどね。


この一ヶ月くらい朝食後は近所を散歩しています。
もう8年近くこの町に住んでいるのですが、
地図を調べ、行ったことのない方面へ足を向けてみると
意外な発見も多く、なかなかに楽しい。

まっしろけ開始前の「仕込み」期には、
いつも歩く「近所の風景」をなんとかお話に盛り込みたい、
という気持ちが強かったのを思い出します。

その前の「月の光」の舞台は都心が多かったので、
(都心と呼ぶにはあまりにも郊外の)
自分の近所の生活感のある「風景」を描きたかったんですね。

この建物にはどんな人たちが住んでいるんだろう?……とか。
それってどんな生活なんだろう?……とか。

そういう思いはひとつの結果となって、漫画となり、本に納められました。

漫画の連載はおわったのだけれど、
モデルにした建物や風景はまだ、近所に存在していて

たとえば立慧(リーフィ)たちの住んでいたアパートとか、
凛やましろの歩いた商店街や交差点は
今も私の散歩コースにあって、
私はいつでも彼らについて思いをはせたりできるのです。


まっしろけの最終刊の発売は10月26日、
もう一週間を切りました。

あとはもう、望んでくれている方の所に、
なんとか届いてくれと願うばかりです。
Posted by 竹谷州史(たけやしゅうじ) - 2009.10.14,Wed

今月号のコミックビームを読みましたら、まっしろけ3巻の広告を載せて頂けたようで、
3巻カバーのイラストをこちらにも載せてみました。

雪に戯れる、凛ちゃんとじーちゃんとましろです。

実際はこれにすばらしい装丁と風景イラストが加わって
とても良い雰囲気の本に仕上がっていることでしょう。

こうして見ますと、血を分けた息子、娘といいますか、
やっぱりまっしろけは自分にとっては現時点で名刺代わりの一本だと感じます。

描いていて本当に楽しかったし、(その代わり生みの苦しみは倍でしたが)
掛け値なしに好きな事、やりたかった事をやれたなあと思っています。

ただ、思い通りに描けたかというと、また別で、
やはり、楽しいだけじゃいかん、もっと技術的にも、勉強せねば、と思うわけで。

連載の終わった今は、修行の時期と肝に銘じて、
幅広く仕事を引き受けておる最中でございます。
プロフィール
HN:
竹谷州史(たけやしゅうじ)
性別:
男性
職業:
漫画家
自己紹介:
岩手県盛岡在住の漫画家。
最新作「災厄乙女パン子」(月刊日ヒーローズ)。
最近は主にツイッターが中心。
既刊「Smoking Gun民間科捜研調査員流田縁」(グランドジャンプ)「拝金」(コミックゼノン)「紅蓮の花真田幸村」(コミックバンチ)「まっしろけ」「astral project月の光」「皆殺しのマリア」「LAZREZ」「PLANET7」(以上コミックビーム)など。
おしごと募集中。
フリーエリア

自著
ブログ内検索
バーコード
アクセス解析
フリーエリア
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]